MY MINORITY

不器用ですが暇つぶしになれば。ちょっと情緒不安定な東大生

「共感」より「解決」の検索アルゴリズム

menhera.jp

 

これは、「死にたい」に限ったことではない。

 

「眠い」「だるい」「寂しい」「やる気がでない」「めんどくさい」などネガティブな語で検索すると、「やる気を出す方法」とか「孤独感への効果的な対処法」とか「毎日を楽しくする唯一の考え方」とか解決策が無数に提示される。

 

「やる気を出すには」「やる気 方法」で検索していれば、そういったアドバイスは、まさしく求めていたものだろう。しかし、単に気持ちを表す言葉を打ち込んだだけで、問題を解決する手段を上から下まで示されるのは、少し違和感がある。

 

だからといって、何を期待して検索しているのかは、自分でもよくわからないのだが、あえて挙げるとするならば、「共感」してほしいのかもしれない。

 

検索窓は、独り言をいつでも聞いてくれる相談相手みたいなもので、人に対する相談と同じように黙って聞いてほしい時もある。そういう時に、解決策ばかりを提示されても、気持ちが楽になるわけではない。

 

ライフハックや役に立つ情報、考え方を網羅しているサイトは、実用性が高いし、検索でも上位に表示されやすく、実際、多くの人の役に立っていると思うが、私にはあまりにも明るくて目が眩んでしまうこともある。

 

他人の暗い話を楽しんでいるわけでもない。みなが幸せになれるのなら、そんなに素晴らしいことはない。しかし、全てがうまくいくわけではない世の中で、みんないろいろと苦労しているんだなあと思えた時、一人じゃないことに気づく。ただ他の人の書いた文章を読んでいるだけなのに、なぜだか「共感」してもらえているように感じる。

 

空気の読めない検索窓だけど、出会うことのなかった人々を偶然にも結び付けてくれるから侮れないところもある。こうやってネガティブなことを書いていたら、また新たな誰かの目に留まるかもしれないし。