MY MINORITY

不器用ですが暇つぶしになれば。双極性障害で東大在学中です。

死にたいときの対処法としての時間稼ぎ

 私は専門家でもないし、死にたいと思う人を止めるほどの力はない。その人が納得しているのであれば、無理に止めて苦しみを味わい続けるよりもよいのではないかとすら思っている。でも、本当に死にたければ「死にたい」と検索する前に行動に移しているはずで、死にたいほど辛いという意味が言葉の裏にあるのだと思う。

 

 私が死にたいときは、何のサイトもたいして胸に響かない。安直な名言で思いとどまるぐらいなら、とっくの昔に希死念慮から解放されているはずだ。一番よいのは、専門医にかかり、緊急の場合は入院して自殺の出来ない環境に身を置くことだろう。

 

 自力で死にたさに対処できることとしたら、時間を稼ぐことだと思う。私の経験では、自殺を今にも決行しようとするほどの意思は持続しない。一時は飛び降りられる場所を探したり、大量の薬を取り出したりするぐらい決意が固まるが、布団の上でしばらくだらだらしていると、「死にたい」と検索してネットサーフィンをするほどには落ち着く。その期間がどれぐらいかは状況によるが、死にたさも人間の感情である以上、常に強弱が変わりゆく。死にたさをきれいさっぱり消え去ることは出来なくとも、なんとか我慢できる範囲にまでもっていくことが出来れば、ひとまずやり過ごせるのではないだろうか。

 

 時間を稼ぐには、誰かと話してみたり、専門機関に相談できればよいのだろうと思うが、これはハードルが高く、なかなか利用しにくかった。それよりは、ネット上で死にたいと言っている人のブログやメンヘラ.jpなどの当事者の記事を読んでいた。質問サイトの質問だけみるのも意外に役に立った。睡眠薬を飲んで、ネットサーフィンをしていると、いつのまにか眠りについていて、とりあえずその日を終えることが出来た。翌日になったら、その日が終わるまでは死ぬことを延期しようと努める。そうやって、毎日ごまかして生きているうちに、今日まで来た。

 

 「死にたい」と検索して、このブログを訪れた方たちの個別の苦しみは分からないけれど、少しでも気持ちがましになればと祈っています。