MY MINORITY

不器用ですが暇つぶしになれば。双極性障害で東大在学中です。

インターネットに救いをみる

 インターネットに救いをみた。自分の書いた文章を誰かが読んでくれる。意味はよく分からないけど、はてなスターを付けてくれる人もいる。読んだ人がどんな気持ちになったかはしらない。けれど、少なくない人が共感してくれたのだとすれば、書いた意味も生きてきた意味も全てひっくるめて肯定してもらえているような気分になる。

 

 現実世界で、一方的に話し続ければ協調性がないと思われるし、そもそも陰鬱で自己中心的な話なんて聞きたくないと思われてしまう。友達はいる。が、いったいどれだけ親身になって話を聞いてくれるだろうか。今まで友達が何をしてくれたというのか。口を開けば、誰と誰が付き合っているとか、あいつがまた馬鹿なことをやったとか、表面的な話ばかりでうんざりする。見下されることが多く、自慢や当てつけの対象にされた。私はサンドバックでもロボットでもない。それでも、嫌われるのが怖くて、適当に話を合わせて友人関係を維持してきた自分に嫌気が指す。友達ってなんだろう。

 

 それに比べて、ネット上の顔も知らない人たちは優しい。虚空に放たれた、行く場のない文章を読んでくれる。こんな自分に興味を持ってくれる。愛されたい、報われたい、信じたいという無骨な欲望を発露しても、怒られないどころか、共感してもらえる。今までこんな機会はなかったので戸惑いつつも、やっぱりうれしい。これだけ人を元気づけてくれる素敵な人たちなのだから、どんな境遇にあったとしても、苦しみから救われてほしいなと素直に思う。

 

 正直、ネットは敵意で満ちている空間だと思っていた。現実世界ですら、無数の軽蔑と批判に晒されるのだから、匿名になれば更に冷酷非情になって攻撃の対象にされると考えていた。でもネットがなければ、私の言葉が誰かの心に届くことはなかったし、自分の経験が生かされることもなかったのも事実だ。少なくともこの一点において、私はネットがあって救われた。ネットの先で画面を見ている人も救われていたらいいなぁ。