MY MINORITY

不器用ですが暇つぶしになれば。ちょっと情緒不安定な東大生

メンタルヘルス

目の前にある少数派<マイノリティー>の経験を見逃さない

感受性が鈍いと思っていた。フィクションの映画や小説で泣いたこともない。味方だと思えない人に対しては、共感できず、バッサリと切り捨ててしまうこともある。大災害が起きたときは、さすがに人の生命や財産が失われたことには悲しみを覚えるし、繰り返し…

勉強万能説の呪縛 私はあなたに論破されるための存在ではない

勉強のモチベーションが低い(正しく言えば、低い時が多い)のは、「勉強したところで何も変わらない」という諦めがあるからだ。大学の勉強は、私の人生にとって何の意味もなく、決して私を助けてはくれないと思う。料理、ファッションやメイク術を教えてく…

努力主義の呪いとガンジーの氷山

私が存在し続けるためには、自分自身の価値を証明しないといけないと思っていた。家庭でも、学校でも、ずっとそうだった。 人の役に立つ人間であることを証明しないといけない。 周りの人よりも優れた人間であることを証明しないといけない。 自由や幸福は何…

ドラえもんの慰謝料支払機があったらいいのに 差別するなら金をくれ

ドラえもんのひみつ道具が一つだけ手に入るとしたら何がいいだろう。どこでもドアやタイムマシンにも憧れるけど、今の私なら「イシャ料しはらい機」がぴったりだ。 作中では、のび太がジャイアンに殴られるたびに、慰謝料を受け取れる機械として登場する。慰…

それって私が悪いの 全部社会のせいだ

私が無責任で情緒不安定で怠慢だとして、その責任は私にあるのだろうか。全部社会のせいにしたくなる。私だって、自分の生きている価値を信じられるほど、安心して過ごせる環境さえあれば、もっといい性格になっていたはずだ。幼いときは、粘り強くて諦めな…

幸せになってほしいではなく幸せにしてほしい

幸せになってほしいと応援してもらえることはありがたい。そう言ってもらえるだけでも感謝している。けれど、その気になれば、幸せにできる力があるのに、どうして手を差し伸べてくれないのだろう。 他人の幸福を応援する謙虚さなんていらなくて、私があなた…

ポケモンと断酒

2週間前からポケモンのゲームをやり始めて、飲酒量が一気に減った。薬とアルコールが体に悪いと言われてもやめられる気がしなかったが、自然に飲まなくなっている。お酒を飲む時間があるなら、ゲームをしたい。5千円のゲームカセット代で何十時間も遊べて、…

オープンキャンパス 

昨日今日とオープンキャンパスのお手伝いをしていた。地図を片手にした高校生がたくさんいて、キャンパスが若返ったみたいだった。学校単位でバスごと赤門の前まで乗り付けていたり、地方から家族総出でやってきたりといった盛況ぶりで、さすが東大だなあと…

六月の空を見上げて 

寒い。 外ではミンミンゼミが鳴いている。 冷房が吐き出す風を恨ましく思って、羽織れるものでも持ってこればよかったと気付く。が、どうしようもないので、授業が終わるのを待つ。やっと寒さから解放されて、教室を後にすると、今度は容赦のない直射日光に…

岡田尊司『境界性パーソナリティー障害』を読んで

岡田尊司著『境界性パーソナリティー障害』の序文には、以下のように記されています。 境界性パーソナリティー障害は、まさに、人が生きるとは何か、何によってそれが可能になるのかという、人間にとってのもっとも根本的な問題を突き付けている 今回の記事…

ブログ開設半年を迎えて

昨年(2017年)の12月3日に、ブログを開設してから、昨日でちょうど半年を迎えた。この記事は、86記事目になる。途中から更新する気力がなくなってきたため、最初の3か月以降は、投稿ペースが大幅に落ちたものの、気づいたら半年も続けていた。 ブログを始め…

五月祭までの距離

昨日まで五月祭(東大の学園祭)が開かれていた。毎年、10万人を超える人々が訪れるらしい。それだけ多くの人を楽しませることは簡単なことではないし、決して大学のネームバリューだけでは成し遂げられない。たった2日間のお祭りのために、舞台裏で積み上げ…

Facebook憂鬱症候群

SNSが一筋でも光をもたらしてくれるとしたら、必ず日陰も生まれる。 昨晩にみかけたFacebookの投稿が、どこか心に引かかっている。私は、Facebookのアカウントこそ持っているものの、普段はほとんど見ないようにしている。面識のある人が、何かを成し遂げた…

二日酔いのとある休日

5月4日、みどりの日。高校で先生に怒られるという代わり映えのしない夢から目を覚ました。夢でよかったと思いながら、起き上がると気だるさと頭痛に襲われる。そこで、昨晩のことを思い出した。から揚げやカツをお腹いっぱい食べて、ストロングゼロを1リット…

見た目ってそんなに大事ですか アンチルッキズム

人は見た目が9割というし、一目みれば性別・年齢層はもちろん、性格や生活態度、所得もある程度、推測することが出来る。人間が人間である限り、見た目から何の感情も情報も得ないようにすることは不可能だ。けれども、365日24時間、公的・私的を問わず、私…

やりがい搾取から主体性を取り戻すまで②

前回の記事からリアルタイムでは3か月が過ぎ、現在のやりがい搾取に対する考えと主体性を取り戻すまでの経過を書いてみる。 やりがい搾取という言葉を分解すると、誰かによって自分が「やらされている」と感じ、その奉仕の程度が大きい状況という定義になる…

やりがい搾取から主体性を取り戻すまで①

3か月前に「サークルのやりがい搾取」という題で、記事を書いたものの、愚痴っぽくなったので公開していなかった。今、この記事を読み返してみると、なんとも他責的で情けなくなってくる。逆に言えば、この3か月で物事の捉え方が変わり、過去の自分を俯瞰し…

睡眠不足と希死念慮

ここ2週間ほど希死念慮に苛まれていた。もともとネガティブな面はあったとはいえ、今ここで事故に巻き込まれたら楽になれるだろうかなんて考えながら、寸前のところでなんとか思いとどまった。 そんな憂鬱な気持ちを抱えながら、勉強に課外活動にと熱心に励…

東大の入学式のちょっとネガティブな解説

「東大 入学式」で検索すると、いかにも幸せそうなサイトばかり出てきて、一つくらいは外れたものがあってもいいんじゃないかと思うので、今回は入学式について書きます。 東大の入学式は、基本的には4月12日に開催されます。東大新聞の記事によると、12日が…

久しぶりに飲み会に行く すべてを任せる

誰ともうまく話せないし、お金もとられるから、飲み会にはいかないことにしていた。みんなが盛り上がっている中、一人だけ話し相手もおらず、無為に虚空を眺める時間ほどみじめなものはない。だいたい話したいことがあれば、昼に会って話せばいいだけだ。こ…

孤独な長期休みと読書

社会人になったら、今の生活も羨ましいものになるのだろうか。大学という場所は、勉強するところのわりに休みが多い。年末年始の休みが終わったと思えば、すぐに春休みがやってくる。前期を乗り切れば、長い夏休みが待っている。大学生の特権とでもいおうか。…

友だちとはたまに会うぐらいでいい

中国の兵法書の中に、「遠交近攻」というものがある。遠くの国とは協調し、近くの国を攻めるという外交方針だ。遠くの相手と手を組んで、近くの国を滅ぼせば、自国の支配領域を無理なく広げられるという意味だ。 私の人間関係は「遠交近攻」なのかもしれない…

頑張れと言われ続けるのが辛かった その中で気づけたこと

休学直前の1か月は、色んな人から頑張れと言われ続けた。何をやっても失敗してばかりで、自分の無能さに嫌気がさして、無気力になっていたころだ。頑張れはまだいい方で、叱られたり夜中まで話し合いをさせられたりもした。当時は、それも愛情があるから関わ…

内面を言葉で表現できる強者

病気の体験談や当事者のブログは、多くの人に共感をもたらしてくれるし、書いている本人にとっても言語化できるというメリットがある。言葉によって、つながりが生まれ、抱えている問題が解決されることもある。 しかし、いつも感じるのは、言葉でうまく表す…

10年も経てば笑い話になるのかな

過去の失敗を笑い飛ばせられることがうらやましい。いつか笑い話になるのだろうか。私は、小学校1年生の時に先生に怒られたことすら覚えているし、思い出すたびに恥ずかしくなる。楽しいこともそれなりにあったけれど、辛いことも蓄積し、積み上げてきた過去…

空気を読まない人に配慮したいがイライラしてしまう

KYという語はもはや死語だが、空気を読むことは生きていく上で大事だ。やはり、空気を読まないと、白い目で見られやすい。私は空気を読めないことが多く、出来れば空気を読まなくてもいい社会になればいいと思っている。にもかかわらず、空気を読めない人に…

双極性障害2型と診断されるまで~後編~

双極性障害2型と診断されるまでのお話です。今回は、後編です。ついに診断名が確定します。中編はこちらから。 7.入院の打診 気分も高揚し、エネルギッシュな日々を過ごしていた勢いで、サークルの重職に就き、イベントの運営の責任者になった。やりがいもあ…

双極性障害2型と診断されるまで~中編~

双極性障害2型と診断されるまでの経緯です。今回は、中編。休学したところからのお話です。前編はこちらから。 3.休学中 休学に際し、医師の診断書が必要だったので、別の精神科病院を受診した。そこで、これまでの経緯をざっくりと説明したところ、適応障害…

双極性障害2型と診断されるまで~前編~

私は、双極性障害2型との診断を受けています。これまでそのことについて触れていなかったので、診断名が確定するまでの経緯を書いていこうと思います。長くなったので、今回は前編です。 1.大学入学 中高の時から被害妄想が激しめではあったものの、精神科を…

死にたいときの対処法としての時間稼ぎ

私は専門家でもないし、死にたいと思う人を止めるほどの力はない。その人が納得しているのであれば、無理に止めて苦しみを味わい続けるよりもよいのではないかとすら思っている。でも、本当に死にたければ「死にたい」と検索する前に行動に移しているはずで…