MY MINORITY

不器用ですが暇つぶしになれば。ちょっと情緒不安定な東大生

ジェンダー

トランスジェンダー受け入れは「配慮」ではなく女子大が女子大であり続けるための挑戦

お茶の水女子大が、戸籍上は男性であってもトランスジェンダーの学生を受け入れることを決定したというニュースが、非常に話題を呼んでいる。 www3.nhk.or.jp しかし、アメリカの名門女子大では、数年前から受け入れを表明していたし、日本女子大学でも、昨…

東京レインボープライド2018のパレードに参加した感想 Beyond the Border

セクシャルマイノリティーのお祭り、東京レインボープライド。前回は、フェスタの様子を取り上げました。今回は、メインイベントともいえるパレードの模様を感想も交えながらレポートします。 「パレード」 と字面だけ眺めると、どんなものか想像しにくいで…

東京レインボープライド2018 ちょっと真面目で勉強になるかもしれないレポート

先日(5/5,5/6)、東京レインボープライドのフェスタとパレードに参加しました。一言で言うと、セクシャルマイノリティーのお祭りのようなものですね。毎年、5月の土日に開催されており、私は今年で3回目の参加になります。記憶が新鮮なうちに、今回はその時の…

『セクシュアル・マイノリティーQ&A』の書評 役に立たない現実の厳しさ

『セクシュアル・マイノリティーQ&A』という本がある。LGBTに理解のある法律家によって書かれたもので、一般の人でも法律に基づく正確な知識を提供するものだ。が、はっきり言ってしまえば、タイトルにあるように、役に立たなかった。断っておくと、この本は…

 性別に関する言葉を使わない理由 男女で差別しあう社会を避けるために

このブログで心がけていることがある。その一つには、男児とか女子大学生とか性別を修飾する言葉や彼女といった性別を特定する人称代名詞の使用を避けることだ。使うときは、それ以外の表現を考えたうえで、適切な言葉が見つからないときに限っている。それ…

見た目ってそんなに大事ですか アンチルッキズム

人は見た目が9割というし、一目みれば性別・年齢層はもちろん、性格や生活態度、所得もある程度、推測することが出来る。人間が人間である限り、見た目から何の感情も情報も得ないようにすることは不可能だ。けれども、365日24時間、公的・私的を問わず、私…

東大の入学式のちょっとネガティブな解説

「東大 入学式」で検索すると、いかにも幸せそうなサイトばかり出てきて、一つくらいは外れたものがあってもいいんじゃないかと思うので、今回は入学式について書きます。 東大の入学式は、基本的には4月12日に開催されます。東大新聞の記事によると、12日が…

性自認が揺らぐこと、変わることについて 『心に性別はあるのか』を参考に

以前、Xジェンダーの人が感じていることがよくわからなかったという記事を書きましたが、そのフォローをしておらず、差別しているかのような状態になっていたので、補足しておきたいと思います。 私が最も疑問に思っていたことは、性自認が日によって変わる…

メンヘラ.jpへの2度目の掲載 クィア理論とメンヘラについての補足

ブログを書く気力がなく、2週間も更新ができていませんでした。が、その前に書いた記事がメンヘラ.jpの読者投稿に再び採用されたようです。自分の書いた文章が誰かの目に留まるというのは、やっぱりうれしいですね。せっかくなので、少しだけ記事の補足をし…

ルッキズムとセクシズムに支えられたパス度概念にみられるトランスジェンダーの保守性

トランスジェンダーにとって、パスすること、つまり希望の性で誰にもばれずに社会生活を送ることは人生の至上命題とされてきただろう。その姿にリベラリストは、ジェンダー概念を覆す多様性の申し子の幻影を感じ取ったかもしれない。しかしながら、パスする…

Xジェンダーって何?トランス仲間だと思えなかった私

※Xジェンダーに対する差別的な回想が含まれています。現在の私の考えではないことをご了承ください。 [追記]性自認の揺らぎについての考察を記事にしました。こちらは、論文をもとに肯定的に考察していますので、よければこちらもご覧ください。 myminority.…

性同一性障害だから同性愛?性同一性障害だけど同性愛?

自分自身の性をどのように考えるかと、誰を好きになるかは異なる次元の問題だ。言い換えれば、性自認と性的指向は別カテゴリーの話ということになる。だから、性同一性障害だからといって、どの性を恋愛対象としているかは分からない。また、同性が好きだか…

アンチセクシャルという選択肢

この国では恋愛も結婚も自由だというが、本当にそうだろうか。いい歳をした大人が結婚していなければ、何か良からぬ事情があると勘繰られるし、そうでなくても恋人がいない人は、リア充の対義語である非リア/非モテなどと呼ばれる。街にはラブソングがあふれ…